ことばの世界を広げよう ひまわり組
これまで仁神堂幼稚園の「ことばの世界を広げよう」に関する取り組みを紹介してきました。今日で最後の紹介となります。
年長組のひまわり組さんです。ひまわり組さんでは、早口言葉に挑戦していました。最初に挑戦したのは、「すももも ももも もものうち」でした。その後、子どもたちがいくつかの早口言葉を本などで調べてきたそうです。
早口言葉ってどこがおもしろい?という担任の問いに、早く言いたいのにいえないところと子どもたちが答えます。
「あかぱじゃま あおぱじゃま きぱじゃま」
「はっぱ はらはら はっぴゃくまい」
「しゃしょうさんの しゃつ しろいしゃつ」
しゃしょうさんって何?電車の中で仕事をする人だよ。いいづらいね。
「かえるぴょこぴょこ みぴょこぴょこ あわせてぴょこぴょこ むぴょこぴょこ」
みぴょこぴょこって3匹っていうことだよ。むぴょこぴょこってなあに?むいかとか、むっつとかいうときは、6を書くでしょう?むぴょこぴょこって6匹のカエルのことだよ。子どもたちは目の前に6匹のカエルを思い描きながら活動に取り組んでいます。そして、楽しみながら自然にことばの世界が広がっていきます。
「きつつきが つつくき」短いけど言いづらいよね。前に出てきて子どもたちがチャレンジしますが、なかなか言えません。でもチャレンジしたことに対する拍手が起きます。失敗してもいいんです。
今後、年長組さんは、さかさことば、へんしんことばにも挑戦するとのことです。楽しみながら音韻認識を身に付け、語彙を増やすことで、日本語に興味をもってもらいたいと思います。
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