ことばのじかん さくら組
仁神堂幼稚園では、「ことばのじかん」を設けて、子どもたちの言語活動の充実を図っています。この時間は、
・子どもたちが楽しく言葉を学び、言葉に対する興味関心を高める。
・一人一人の音韻認識を育成するとともに、語彙を増やす。
などを目的としています。音韻認識とは、「言葉がいくつの音でできているか」「初めの音は何か」など、言葉の単位を操作する能力です。
今日は年中組のさくら組さんの活動を紹介します。

クラスを3グループに分けます。そして、カードを使った言葉集めに取り組みます。
担任の先生が黒板に書いた文字をカードの中から探します。みんなで協力して頑張ります。
うさぎグループは、5人なので「ようちえん」の文字をみんなで探します。一人で一つのカードを見つけます。

「ようちえん」という言葉が5文字でできていること、5つの文字の順番、文字と音を一致させることなどを子どもたちは楽しみながら学ぶことができます。
ポケモングループは、「たいそうぎ」です。
見つけたカードは、黒板に貼り、順番を考えたり、たいそうぎが5文字からできていることを確認します。

さて困ったことが起こりました。まだ習っていない文字があります。「ぎ」です。
「き に てんてんがつくと、ぎ。」
新しい文字を学ぶ場にもなっています。
きょうりゅうグループは、4人なので4文字の「ぶらんこ」です。
ここでも「ふ に てんてんでぶ。」

この時点で5人のグループからは、「こんにちは」などと、人数にあった5文字がでてきています。自分たちのグループだけでなく、他のグループの活動を見ることにより、自然と文字について学んでいる様子がわかります。
カードを使って言葉集めをするのは今日が初めてです。
「先生、また明日やりたい!」この言葉がでてくることが大切なことです。
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